京都の御所や離宮の竹垣を手がける、竹職人。
寶介(housuke)様は、京都府向日市を拠点に活動する竹職人・山本雄介さんの屋号です。1994年に京都伝統工芸専門学校の竹工専攻で学び、竹材店での修業を経て、2009年に寶介として独立。桂離宮、修学院離宮、仙洞御所、二条城、伏見稲荷大社といった京都を代表する場所で、建仁寺垣や四ツ目垣、藤棚などの改修を毎年のように手がけていらっしゃいます。
一方で、白竹を使った作品づくりも続けておられ、銀座三越や神戸そごうでの個展、2023年の東美アートフェアへの出品、酒の器展やあかりのオブジェ展での受賞など、作家としての活動も重ねてこられました。職人であり、作家でもある。その両方を、飾らずに見せるサイトを制作しました。
言葉と、作品と、経歴。それだけで構成する。
寶介様のサイトには、売り込みの言葉がありません。ページは「thought」「opus」「image」「career」「contact」の5つ。thoughtには「美とは 心地良さとは」から始まる、四季と生と死、感覚と技術についての山本さんご自身の言葉を。imageには、自然石や小川のせせらぎ、朽ちていく鉄や木に見出す「形の美」についての言葉を、そのまま置いています。
opusでは、白竹の作品5点を、番号と高さ・直径・素材だけを添えて並べました。説明を足すのではなく、作品そのものと寸法だけで見せる。careerでは、御所や離宮での施工歴、個展、受賞・メディア出演を年表として整理し、言葉の少ないサイトの中で、実績が静かに厚みを支えるようにしています。
竹の写真を、邪魔しないように。
デザインは、竹の写真を画面いっぱいに敷き、その上に白の淡いグラデーションを重ねて文字を置く、シンプルな構成です。ナビゲーションは英語の小さな文字だけにし、スクロールに合わせて要素がゆっくり現れる控えめな動きを加えました。作品ページはスライダーで1点ずつ大きく見られるようにし、スマートフォンでも同じ静けさで見られるよう、レスポンシブで組んでいます。
更新の頻度が高いサイトではないため、WordPressは使わず、軽く速い静的HTMLで制作しました。Instagramへの導線と、メールアドレス・電話番号を載せた連絡先ページを用意し、作品や施工の相談が直接届くようにしています。
「自然には敵わない」と言いながら、自然に形成される繊細さと柔らかさを求め続ける。そんな山本さんのものづくりの姿勢が、画面からも伝わるサイトを目指しました。
制作内容
- サイト構成・デザイン・HTML/CSSコーディング(静的サイト)
- thought/opus/image/career/contact の各ページ制作
- 作品スライダー・スクロールアニメーションの実装
- レスポンシブ対応
- Instagram・メール・電話への導線
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 竹職人 寶介(housuke)様 |
| 業種 | 竹工芸作家・造園竹垣施工 |
| 所在地 | 京都府向日市 |
| URL | http://housuke.com |
| カテゴリ | 制作事例、竹職人 |

















