自分を後回しにしてきた、
そのかたちに気づくために
セルフネグレクトには、さまざまな表れ方があります。自分を責めて投げやりになってしまう人もいれば、完璧にやろうとして動けなくなる人もいます。誰かが助けてくれるのを待ってしまう人もいれば、周囲から受けた扱いへの怒りで頭の中がいっぱいになってしまう人もいるでしょう。
次の項目を読み、「よくある」「自分に近い」と感じるものにチェックを入れてみてください。3つ当てはまる場合は、そのタイプの傾向があるかもしれません。4つ以上当てはまる場合は、そのタイプのセルフネグレクトが強く表れている可能性があります。
複数のタイプに当てはまることもあります。また、置かれている環境や心身の状態によって、表れるタイプが変わることもあります。
なお、このページでは8つのタイプの項目をまぜて出題します。どのタイプの質問なのかは、答えているあいだは伏せています(タイプ名が見えると、答えがそちらに引っぱられてしまうためです)。同じタイプの中で3つそろったときに、そのタイプとして結果に出ます。ですのでチェックの合計が3つでも、それが別々のタイプに散っていれば、どのタイプも表示されません。
「よくある」「自分に近い」と感じるものだけ、チェックしてください。
当てはまらなければ、そのまま次へ進んでかまいません。
チェックが終わりました。
結果を見る前に、ひと呼吸だけ。
これから出てくるのは、あなたの欠点の一覧ではありません。
あなたが自分を守るために、どんな形をとってきたかの記録です。
「三つも四つも当てはまってしまった。私は相当ひどいセルフネグレクトなのかもしれない」と不安になる必要はありません。セルフネグレクトは、一人の中で一つの形だけを取るとは限りません。
たとえば、普段は「完璧待ちタイプ」でも、疲れがたまると「エネルギー枯渇タイプ」になることがあります。周囲から雑に扱われたと感じたときには「扱われ方に傷つくタイプ」が表れ、その痛みから逃れるために、他人と比較する「比較の痛みタイプ」が出てくることもあります。
大切なのは、どのタイプに分類されるかではありません。その行動の下に、こんな痛みがあるのかもしれない、と気づいてあげることです。
セルフネグレクトの原因を、詳しく分析する必要はありません。
「なぜ私は比較してしまうのだろう」
「誰のせいで完璧主義になったのだろう」
「どの出来事が今の疲れにつながっているのだろう」
と掘り下げていくと、かえって自分を責めたり、見当違いの患部に心の手を当てたりしてしまうことがあります。原因がわからなくても大丈夫です。
自分の中にセルフネグレクトが表れたときに、さきほどの言葉を心の中で唱えてみます。そして、温かくて優しい、見えない心の手を、その痛みにそっと添えているところをイメージします。
痛みの正体を突き止める必要はありません。正しい場所を探し当てようとしなくても大丈夫です。「ものすごく痛かったんだね」「これまで、よくこの痛みに耐えてきたね」と、わかってあげるだけでいいのです。
セルフネグレクトは、あなたを苦しめるために生まれたものではありません。誰にも理解されなかった痛みを麻痺させるための、心の鎮痛剤だったのかもしれません。痛みに心の手が届いたとき、その鎮痛剤は少しずつ役目を終えていきます。そして私たちは、変わろうと頑張らなくても、自然に自分を大切にする方向へと戻っていくのです。
この痛みを、誰かと一緒に見つめてみたくなったときは。
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